精神医学用語⑪

注意欠陥・多動性障害(ADHD)

注意欠陥・多動性障害は、多動性、不注意、衝動性を症状の特徴とする発達障害若しくは行動障害である。ICD-10における多動性障害とほぼ同一の概念。
日本精神神経学会のDSM-5病名・用語翻訳ガイドラインでは注意欠如・多動症に名称変更した。

学習障害(LD)

学習障害は、単一の障害ではなくさまざまな状態が含まれる。医学、心理学、教育学の分野にまたがって研究が進められ、それぞれで若干概念が異なっている。バランス感覚を欠き、身体の協調運動の困難を合わせ持つも多いため、リハビリテーション医学の分野でも研究が行われている。イギリスでは、学習障害看護という学習障害の当事者やその家族を支援する専門分野が、看護学の中に立上がっている。

心的外傷後ストレス障害(PTSD)

心的外傷後ストレス障害(PTSD)は、突然の不幸な出来事によって命の安全が脅かされたり、天才、事故、犯罪、虐待などによって強い精神的衝撃を受けることが原因で、心身に支障を来し、社会生活にも影響を及ぼす様々なストレス障害を引き起こす精神的な後遺症、疾患のことである。

心の傷は、心的外傷またはトラウマ(本来は単に「外傷」の意で、日本でも救命や外傷外科ではその意味で使われ、特に致命的外傷の意味で使われることが多いが、一般には心的外傷として使用される場合がほとんどである。)と呼ばれる。トラウマには事故・災害時の急性トラウマと、児童虐待など繰り返し加害される慢性の心理的外傷がある。

心的外傷後ストレス障害は地震、洪水、家事のような災害、または事故、戦争といった人災、あるいはいじめ、テロ、監禁、虐待、強姦、体罰などの犯罪、つまり、生命が脅かされたり、人としての尊厳が損なわれるような多様な原因によって生じうる。

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