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精神医学・精神福祉用語⑭

ノーマライゼーション

障害者や老人などが当たり前に存在し、あるがままの姿で平等な権利を享受できるのが正常な社会だとする考え方。もともと北欧において、施設に隔離収容されていた知的障害者の親たちがその処遇に疑問を持ち、反発・抵抗したことから始まった。なぜ子供たちが施設に収容されなければいけないのか、人間として生まれた以上、誰だって普通の生活をする権利がある。こうした主張が発展し、福祉とは「障害をノーマルにするのではなく、障害者を含めたすべての人々が一市民として社会生活を送れるよう生活環境を整備することだ」という思想として世界中に広がったもの。

国際生活機能分類・国際障害分類(ICF)

人が生きることを「心身機能・身体構造」「活動」「参加」を含むすべての生活機能と考え、病気や障害があっても人生を向上できる面に注目する。

疾病管理とリカバリー(IMR)

精神障害者の自らのリカバリーに効果的な「疾患と治療法の学習」「再発防止トレーニング」「服薬習慣獲得の行動療法」「SST」を組み合わせて提供するプログラム。

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